TL;DR — どちらも
n個からk個を選ぶ方法が何通りあるかを数えます。PERMUTは 順番が関係するときに数え(金/銀/銅は 銅/銀/金 とは別物)、COMBINは順番が関係しない ときに数えます(宝くじの券は、どんな順番でも同じ数字なら同じ)。COMBINは常により 小さく —PERMUTをk!で割ったものです。関数を選ぶ問いはただ 1 つ:順番は関係する? 間違えても Excel はエラーを出さず、k!倍だけずれた数を返すだけです。2 つのいとこPERMUTATIONAとCOMBINAは、重複を許す場合を扱います。
=PERMUT(10, 3) ' 順序あり:10×9×8 -> 720
=COMBIN(10, 3) ' 順序なし:720 / 3! -> 120
=COMBIN(49, 6) ' 宝くじの確率:49 個から 6 個を選ぶ -> 13,983,816
=PERMUTATIONA(10, 3) ' 順序あり、重複可:10^3 -> 1000
=COMBINA(10, 3) ' 順序なし、重複可 -> 220
「Excel 組み合わせ」で検索すれば構文は手に入ります — =COMBIN(number, number_chosen) — が、難しかったのは構文ではありません。難しいのは どちら の関数が必要かを
見極めることです。COMBIN と PERMUT はほとんど同じ問いに答えながら、まったく違う数を返し、
しかも Excel は不満の一声も漏らさずに間違ったほうを平気で返します。このページは、すべてを
決める唯一の区別から始めます。
この記事で学べること
- 考え方の軸:順番は関係する? — 選択を決めるたった 1 つの問い
COMBINが常にPERMUTより小さい理由(ちょうどk!の分だけ)- 2×2 の表:順序 × 重複 → 4 つの関数
- 実例:宝くじの確率、表彰台、委員会、暗証番号
- 間違ったほうを選んでもエラーが出ず、静かに間違った数が返る理由
k > nや引数が負のときに当たる#NUM!
考え方の軸:順番は関係する?
どちらの関数も同じ設定から始まります — n 個の異なるものがあり、そこから k 個を選びます。
組み合わせと順列を分ける 唯一 のものは、同じ選んだ項目を並べ替えたものを新しい結果として
数えるかどうかです。
- 順番が関係する → 順列 →
PERMUT。 金・銀・銅のメダル:アナが金、ベンが銀なら、それは ベンが金、アナが銀とは 別の 結果です。並び順が答えの一部です。 - 順番が関係しない → 組み合わせ →
COMBIN。 宝くじの券や委員会:{3, 17, 42} を選ぶのは {42, 3, 17} を選ぶのと 同じ です。並び順ではなく、顔ぶれだけが重要です。
これで決定のすべてです。ほかのすべての細部 — 構文、いとこたち、エラー — は、この 1 つの問いに ぶら下がっています。関数名を打つ 前 にこれを尋ねれば、間違ったほうに手を伸ばすことは二度と ありません。
COMBIN が常に小さい理由
その関係を具体的に示すと、こうです。
=PERMUT(10, 3) ' -> 720
=COMBIN(10, 3) ' -> 120
どちらも 10 から 3 を選びます。PERMUT は 720、COMBIN は 120 — ちょうど 6 分の 1 です。
その 6 は 3!(3×2×1)、選んだ 3 個を 並べ替える 方法の数です。PERMUT は 3 個の各
グループを、その並べ方の数だけ重複して数えます。COMBIN はそれらの並べ方をすべて 1 つの
選び方にまとめます。つまり:
COMBIN(n, k) = PERMUT(n, k) / k!
だから組み合わせは、対応する順列より大きくなることは決してなく、これは手軽な健全性チェックに
なります。もし「組み合わせの数」が順列の数より 大きく 出たら、2 つの関数を取り違えています。
この関係は階乗にもまっすぐつながります — PERMUT(n,k) は n!/(n−k)!、COMBIN(n,k) は
n!/(k!·(n−k)!) — だから FACT ガイド が両者の土台になっています。
2×2 の表:順序 × 重複
「順番は関係する?」が主軸です。もう 1 つの問い — 同じ項目を 2 回以上選べるか? — が各 答えを 2 つに分け、Excel の 4 つの数え上げ関数になります。
| 重複なし | 重複あり | |
|---|---|---|
| 順序が関係する | PERMUT(n,k) |
PERMUTATIONA(n,k) |
| 順序が関係しない | COMBIN(n,k) |
COMBINA(n,k) |
=PERMUT(10, 3) ' 順序あり、重複なし -> 720
=PERMUTATIONA(10, 3) ' 順序あり、重複可 -> 10^3 = 1000
=COMBIN(10, 3) ' 順序なし、重複なし -> 120
=COMBINA(10, 3) ' 順序なし、重複可 -> 220
…A のいとこたちが「重複あり」の列です。数字が繰り返せる 3 桁の暗証番号は
PERMUTATIONA(10, 3) — 順番が関係し、7-7-7 も認められるので、PERMUT の 720 ではなく
10³ = 1000 です。10 種類のフレーバーから、同じフレーバーを重ねてもよく、ボウルの中の順番は
関係しない形でアイスを 3 すくい選ぶのは COMBINA(10, 3) = 220 です。日常の問題のほとんどは
左上・左下の「重複なし」の列にありますが — 重複が選択肢に入るときは、…A 版があなたの求める
ものです。
具体例で解く
関数は、実際の問いの上で生き生きとしてきます。
=COMBIN(49, 6) ' 宝くじ:49 個から 6 個、順序は無関係 -> 13,983,816
=PERMUT(8, 3) ' レース:8 人の走者から 金/銀/銅 -> 336
=COMBIN(10, 3) ' 委員会:10 人から任意の 3 人 -> 120
=PERMUTATIONA(26, 4) ' 4 文字コード、文字は繰り返し可 -> 456,976
- 宝くじの確率。 49 個から 6 個を選ぶ。順番は決して関係しない。
=COMBIN(49,6)は13,983,816を返す — つまり 6 個すべてを当てる確率はおよそ 1,400 万分の 1 です。 - 表彰台。 8 人の走者に 3 つのメダル。順番がすべてです。
=PERMUT(8,3) = 336。 - 委員会。 10 人から 3 人。委員会は集合であって、順位付けではありません。
=COMBIN(10,3) = 120。 - 繰り返しのあるコード。 26 種のうち 4 文字、重複可:
=PERMUTATIONA(26,4) = 456,976(26⁴)。
表彰台(336)は何をも圧倒しませんが、宝くじ(約 1,400 万)は膨大です — 組み合わせの数は
急速に増える。これは PRODUCT と FACT を貫くのと同じ、爆発的な掛け算のテーマです。
静かなエラー:関数の選び間違い
「順番は関係する?」の問いを繰り返し叩き込む価値を生むのが、この危険です。COMBIN のつもりで
PERMUT を選ぶと、Excel は完全に有効な、しかし端的に間違った数を返します — k! 倍だけ
大きすぎるのです。#VALUE! もなければ、赤信号もありません。720 は 120 と同じくらい正当に
見えます。宝くじの確率計算で COMBIN ではなく PERMUT を使えば、ありうる券の数を 720 倍に
過大評価し、下流のあらゆる確率を静かに壊します。
防御策は数式のトリックではありません — 関数を選ぶ前に順番の問いを声に出して尋ね、桁の大きさを 確かめる規律です(組み合わせは、対応する順列より 小さく 出るはずです)。これは構文の問題では なく、判断の問題です。
出会うことになるエラー
これらの関数が 実際に エラーになるとき、原因はたいていタイプミスではなく、不正な引数です。
=COMBIN(5, 10) ' 手持ちより多く選ぶ -> #NUM!
=PERMUT(-1, 2) ' 負の引数 -> #NUM!
=COMBIN(10, 3.9) ' 非整数は切り捨て -> COMBIN(10, 3) = 120 として扱われる
=COMBIN(10, "x") ' 非数値 -> #VALUE!
#NUM! は引数が範囲外であることを意味します。number_chosen が number より大きい
(重複なしで 5 個から 10 個は選べません)か、負の値です。非整数の引数は数える前に整数に
切り捨て られ、非数値の引数は #VALUE! を返します。もし現実の問題が本当に n より多く
選ぶことを許すなら(重複が許されているから)、それは k ≤ n の制約を持たない COMBINA か
PERMUTATIONA に切り替える合図です。
ExcelMaster が役立つ場面
組み合わせ対順列は、自信満々で間違える典型的な場面です — 数式は動き、数はもっともらしく見え、
そして k! 倍だけずれている。ExcelMaster に「10 人のチームから 3 人で委員会を作る方法は
何通り?」と尋ねれば、順番が関係しないと見抜き、=COMBIN(10,3) を返し、なぜ PERMUT では
なく COMBIN なのかを説明します。「6/49 の宝くじに当たる確率は?」と尋ねれば、
=COMBIN(49,6) を配線し、それを 13,983,816 分の 1 の確率に変えます。
よくある質問
Excel の COMBIN と PERMUT の違いは何ですか?
PERMUT は 順番が関係する 並べ方(表彰台、暗証番号、順位付け)を数え、COMBIN は
順番が関係しない 選び方(宝くじ、委員会)を数えます。同じ n と k に対して、COMBIN
は常により小さく — ちょうど PERMUT を k! で割ったものです。「選んだ項目を並べ替えると
新しい結果になる?」と尋ねてください — はい → PERMUT、いいえ → COMBIN。
Excel で組み合わせを計算するには?
=COMBIN(n, k) を使います。n は項目の総数、k は選ぶ個数です。=COMBIN(49, 6) は
13,983,816 — 順番が関係しないときに 49 個から 6 個を選ぶ方法の数 — を返します。同じ項目を
2 回以上選べるなら、代わりに COMBINA を使いましょう。
COMBINA と PERMUTATIONA は何のためのものですか?
「重複あり」版です。PERMUTATIONA(n, k) は、項目が繰り返せる順序付きの並べ方を数えます
(数字が繰り返せる暗証番号は PERMUTATIONA(10,3) = 1000)。COMBINA(n, k) は、重複を許した
順序なしの選び方を数えます(10 種のフレーバーから、重ねてもよいアイス 3 すくいは
COMBINA(10,3) = 220)。
COMBIN が #NUM! エラーを返すのはなぜですか?
引数が範囲外だからです — たいていは number_chosen が number より大きい(重複なしで
5 個から 10 個は選べません)か、引数が負です。もし問題が正当に、手持ちより多くの項目を選ぶ
ことを許すなら(重複が許されているから)、COMBINA か PERMUTATIONA に切り替えましょう。
COMBIN は小数を扱えますか?
非整数の引数は数える前に整数に 切り捨て られるので、=COMBIN(10, 3.9) は
=COMBIN(10, 3) と同じように振る舞い、120 を返します。混乱を避けるため、これらの関数には
整数を渡しましょう。
検証環境
検証環境: Excel 365 (Windows 11) — 最終確認 2026-07-26。
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